ブログ
ボイストレーニング

OSHIKIKEIGO「VEGA」歌詞考察|流れ星に願ったのは「君のそばにいること」だった?

🎤 堺東校の体験レッスンのお申し込みはこちら

こんにちは!ナユタス堺東校です😊

今回考察するのは、OSHIKIKEIGO「VEGA」

「VEGA」というタイトルからも連想されるように、この曲を包んでいるのは星と夜空

流れ星を待ちながら、二人で夜空を見上げる——。

それだけを切り取れば、とてもロマンチックなラブソングに思えます。

しかし歌詞をじっくり読んでいくと、
主人公が本当に見ているのは星ではなく「君」であることが分かります。

そして最初は「願いが叶うこと」を待っていたはずなのに
最後には叶わなくても、流れなくてもいいという気持ちへ変わっていきます。

今回はそんな「VEGA」の歌詞を
二人の距離と主人公の恋心の変化に注目しながら考察していきます。

流れ星より鮮明に残っている「首の痛み」

あの日の帰り道に流れ星を待って
見上げた時の鈍い首の痛みを思い出した

曲の冒頭で主人公が思い出しているのは、美しい星空でも流れ星でもありません。

夜空を見上げ続けたときの「鈍い首の痛み」です。

とても日常的な描写ですよね。

でも、だからこそ「あの日」の記憶がリアルに感じられます。

そして、この「見上げる」という行動は、この先の歌詞でも重要になってきます。

二人は流れ星を見るために夜空を見上げています。

しかし主人公にとって、その時間に本当に大切だったものは
空にあったわけではないようです。

主人公が見ていたのは「夜空」ではなく「君」

隣で並んで見る夜空よりも
夜空を見ている君を見ていた

「VEGA」を象徴するようなフレーズです。

二人は隣に並び、同じ夜空を見ています。

しかし主人公にとっては、

夜空よりも、夜空を見ている君のほうがきれいだった。

だから自然と君を見てしまう。

ここで面白いのが、二人の視線の方向です。

君は夜空を見ている。

主人公は君を見ている。

つまり、隣にいるのに二人の視線はまだ交わっていません。

このわずかなズレが、
近くにいるけれど、まだ恋人ではない二人の距離にも重なっているように感じます。

星を繋ぐ君と、君と繋がりたい僕

「あの星とあの星を繋いだら…」って
光っていた君のその眼に
見惚れていたんだ だから
流れた痕跡の一つ無い空でも
指さした右手 余った左手を
心ごと繋いで欲しくて

ここでは「繋ぐ」という言葉がとても印象的に使われています。

君は「あの星とあの星を繋いだら……」と、右手で夜空を指さしている。

一方、主人公が気になっているのは、そのとき何もしていない「余った左手」です。

つまり、

君は星と星を繋ごうとしている。

その隣で主人公は、

君と自分が繋がることを願っている。

そんな対比にも見えます。

しかも、

「手を繋いで欲しくて」

ではなく、

「心ごと繋いで欲しくて」

なのがポイント。

主人公が求めているのは、ただ手が触れることではありません。

君ともっと深いところで繋がりたい。

でも、それを直接口にすることはまだできない。

そんな恋が始まったばかりのもどかしさを感じるフレーズです。

「愛を知らない事も知らない僕」が切ない

まだ愛を知らない事も知らない僕が
見上げた時の鈍い君の痛みに触れていた

冒頭では、

「鈍い首の痛み」

でした。

ところがここでは、

「鈍い君の痛み」

へと変化しています。

最初は自分自身の身体の痛みだったものが
今度は君が抱えている痛みへ向かっている。

そして主人公は、

「まだ愛を知らない事も知らない」

状態です。

単に「愛を知らない」のではありません。

自分が愛を知らないことすら、まだ分かっていない。

それでも、君の痛みに触れようとしている。

もしかすると主人公は、これが「愛」なのかどうかを理解するより先に
すでに誰かを大切に思う感情の中にいたのかもしれません。

恋や愛を言葉では理解していない主人公の幼さと
それでも君を思いやる優しさが同時に表れているように感じます。

「傘を二本」に見える二人の絶妙な距離

小雨だった昨日だから一応今日は
傘を二本握った三日月の夜
三回願えない二人、
一つの空を見ている

何気ない場面ですが、二人の関係がよく表れている部分ではないでしょうか。

昨日は小雨だった。

だから今日は一応、傘を持っていく。

でも主人公が持っているのは二本です。

自分の分だけではなく、君の分まで用意したのでしょう。

主人公のさりげない優しさが感じられます。

一方で、一本の傘を二人で使おうとはしていません。

君のことは大切。

近づきたい気持ちもある。

でも、まだ強引に距離を縮めることはできない。

二本の傘の間に、まだ少しだけ残っている二人の距離まで見えるようです。

それでも二人は、

「一つの空を見ている」。

別々の傘を持っていても、見上げているものは同じ。

この表現にも二人の関係性が凝縮されているように思います。

流れ星が流れないからこそ、二人の時間は続いていく

叶わなくてもずっと待って
流れなくてもじっと待って
側にいれるようにそっと編んだ
僕らの時間

ここで「VEGA」のテーマがはっきりと見えてきます。

二人は流れ星を待っています。

普通なら、流れ星を待つ目的は願い事を叶えるためですよね。

ところが主人公は、

「叶わなくても」

「流れなくても」

待ち続けます。

なぜでしょうか。

おそらく主人公にとっては、流れ星そのものよりも
君と一緒に待っている時間のほうが大切になっているからです。

もし流れ星が現れなければ、

「まだ来ないね」

と言いながら、二人で空を見続けられる。

つまり、

流れ星を待つ時間=君のそばにいられる時間

になっているのではないでしょうか。

そして、その時間を、

「そっと編んだ 僕らの時間」

と表現しているのも素敵です。

一つひとつの小さな時間を糸のように重ねながら
二人だけの関係を少しずつ作っているように感じられます。

本当の願いは「叶うこと」ではなく「そばにいること」

叶わなくてもずっと待って
流れなくてもじっと待って
「側にいれるように」
それだけで良かったんだった

この部分こそ、「VEGA」の核心ではないでしょうか。

主人公は流れ星を待っています。

でも最後に気づきます。

願いが叶わなくてもいい。

流れ星が流れなくてもいい。

ただ、

「君のそばにいられればいい」。

そして考えてみると、その願いはすでに叶っています。

今、二人は隣に並んで同じ空を見ているからです。

つまり、

「願いを叶えてもらうための時間」だと思っていたものが、
実は主人公が一番願っていた時間そのものだった。

ここに、この曲の美しさがあるように思います。

流れ星が現れないことは、本来なら「残念なこと」。

でも主人公にとっては、流れ星が流れないほど君と待っていられる時間が続いていく

「叶わないこと」が、必ずしも不幸ではない。

そんな優しい逆転が描かれています。

「君を見ていた」から「君と見ていた」へ

君を見ている僕に気づいて笑った
夜空を見ている君と見ていたんだ

最後に注目したいのが、序盤との変化です。

最初は、

「夜空を見ている君を見ていた」

でした。

君は夜空を見ている。

僕は君を見ている。

二人の視線は交わっていません。

ところが最後には、君が「僕が君を見ていること」に気づいて笑います。

そして歌詞も、

「君を見ていた」

から、

「君と見ていた」

へ変化しています。

ほんのわずかな言葉の違いですが、
ここには二人の関係の変化が表れているように感じます。

告白したわけでもない。

付き合ったとも書かれていない。

それでも、主人公の一方通行だった視線に君が気づき、笑ってくれた。

そして二人で同じ夜空を見る。

「僕→君」だったものが、「僕と君」になった。

そんな小さな変化こそ、この曲にとっては大きな出来事なのかもしれません。

まとめ|「VEGA」は流れ星が流れないからこそ美しいラブソング?

OSHIKIKEIGO「VEGA」を読み解いていくと、描かれているのは
恋が成就する瞬間ではなく、誰かを好きになっていく途中の時間のように感じられます。

星を見る君を見つめる。

余った左手が気になる。

君の分まで傘を持っていく。

君の痛みに触れようとする。

そして、少しでも長く君のそばにいたいと思う。

主人公自身は、

「まだ愛を知らない事も知らない」

状態です。

でも聞いている側には、もう十分にその気持ちが伝わってきます。

そして何より印象的なのが、

「側にいれるように それだけで良かったんだった」

という気づき。

流れ星に願いを叶えてもらうことよりも、君と流れ星を待っている今のほうが大切だった。

だから、もしかすると主人公にとっては
流れ星なんて最後まで流れなくてもよかったのかもしれません。

タイトルの「VEGA」は、七夕の「織姫星」としても知られる星。

離れたものを「繋ぐ」というイメージと、歌詞に繰り返し登場する
星・二人・願い・繋ぐというモチーフを重ねてみるのも面白いでしょう。

次に「VEGA」を聴くときは、

「主人公は流れ星を待ちながら、本当は何を待っていたんだろう?」

という視点でも聴いてみてください。

何も起こらない夜に二人でいることの幸福が、さらに深く感じられるかもしれません😊

歌詞の情景や感情まで表現して歌いたい方もNAYUTAS堺東校へ!

「音程は取れるけど、歌が淡々としてしまう」

「歌詞の感情をどう声に乗せればいいか分からない」

「好きな曲をもっと自分らしく歌いたい」

そんな方も大歓迎です!

NAYUTAS堺東校では、一人ひとりの声質や好きな楽曲、目標に合わせたマンツーマンのボイストレーニングを行っています。

発声や音程だけでなく、声色・強弱・息の使い方・フレージング・歌詞に合わせた感情表現まで、自分のペースで練習できます。

歌詞をじっくり読み解きながら、「この言葉をどう届ける?」と考えて歌ってみるのも、音楽をさらに楽しむ方法の一つです。

ボイトレ未経験の方も、ぜひお気軽に無料体験レッスンへお越しください😊

無料体験レッスン受付中🎤

「歌をもっと上手くなりたい」
「表現力を磨きたい」
「新しい趣味としてボイトレを始めてみたい」

そんな方は、ぜひ一度 NAYUTAS堺東校 にお越しください♪

NAYUTAS堺東校では、
発声・歌唱テクニックはもちろん、

まで、初心者の方からプロ志望の方まで
一人ひとりに合わせて実践的にレッスンしています!

「歌が好き」
その気持ちがあれば大歓迎です✨

気になった方は、まずは
無料体験レッスンからお気軽にお試しください♪

NAYUTAS堺東校の無料体験レッスンはこちら

こちらの記事は、
堺・堺東エリアのボイトレ教室『NAYUTAS堺東校 が掲載しました!

【教室情報】

NAYUTAS堺東校
📍住所
〒590-0076
大阪府堺市堺区北瓦町2-1-19 ファイブビル堺東駅前4階

🕒営業時間
10:00-22:00(定休日なし、年末年始など除く)

🚃アクセス
南海高野線 堺東駅 から徒歩1分

駅近で、学校・お仕事帰りにも通いやすい教室です♪

通われている方は10代の学生から社会人・主婦の方まで幅広く、
堺(堺市/堺東・なかもず・鳳・北花田)を中心に、松原・大阪狭山・高石・藤井寺・羽曳野・和泉・河内長野・大阪市南部など周辺エリアからも多数ご来校いただいています。

歌・ボーカル・ボイトレに興味がある方は、
ぜひお気軽にお問い合わせください🎵

🎤 堺東校の体験レッスンのお申し込みはこちら