こんにちは!ナユタス堺東校です😊
日本を代表するボーカリストの一人、玉置浩二さん。
2026年9月15日(火)・16日(水)の2日間、大阪・フェスティバルホールで、
「玉置浩二 with 故郷楽団 Concert Tour 2026 ファンファーレ!!」
が開催されます!
両日とも17:00開場・18:00開演。
フェスティバルホール公式では全席指定13,000円と案内されており、
キョードー大阪では現在SOLD OUTとなっています。(フェスティバルホール)
玉置浩二さんといえば、圧倒的な歌唱力。
ただ、「歌が上手い」という一言だけでは説明できない魅力があります。
大きな声を出し続けるわけでも、難しいテクニックを常に前面に出すわけでもない。
それなのに、一声聴いただけで引き込まれてしまう。
今回は大阪公演をきっかけに、玉置浩二さんの歌はなぜこれほど感情が伝わるのか?
ボイトレの視点から「声・息・間」に注目して考えてみましょう!
玉置浩二のすごさは「声量」だけではない
玉置浩二さんの歌を聴いていると、非常にパワフルな声を出す場面があります。
ところが、ずっと強く歌っているわけではありません。
むしろ印象に残るのは、強い声と弱い声の差です。
静かに語りかけるような部分があるからこそ
その後に声が大きく広がった瞬間がよりドラマチックに感じられます。
これは歌を上手く聴かせるうえで、とても重要なポイント。
カラオケでも「上手く歌おう」とすると、
最初から最後までしっかり声を出そうとしてしまうことがあります。
すると音程は合っていても、曲全体が平坦に聴こえてしまうことも。
大きな声を出せることと、その声を効果的に使えることは別の技術です。
玉置浩二さんの歌には、その違いがよく表れています。
「メロディー」は、歌い出しから聴いてほしい
安全地帯の代表曲の一つ、「メロディー」。
この曲を聴くとき、サビだけではなくぜひ歌い出しにも注目してみてください。
派手に声を響かせるというより、
すぐそばで話しているような距離感を感じる瞬間があります。
ここで面白いのが、「小さく歌う=弱い歌」ではないということ。
声量を抑えていても、息の流れや言葉の置き方が安定していれば
声には存在感が残ります。
逆に、小さく歌おうとして単純に声を弱くすると
息だけが抜けて音程が不安定になることもあります。
玉置浩二さんのような歌を研究すると、
声量とは別に存在する「声の密度」について考えるきっかけになります。
「田園」では声の強さだけでなくリズムを聴いてみる
一方、「田園」では印象が大きく変わります。
エネルギッシュな楽曲なので、
つい「力強い声」に注目しがちですが、
ボイトレ目線では言葉とリズムの関係もポイントです💡
歌はメロディーが合っていれば成立するものではありません。
同じ音程でも、言葉を少し前へ出すのか、
ゆったり置くのかによって聴こえ方が変わります。
玉置浩二さんの歌には、楽譜上の音符だけでは表現できないような
人間らしいリズムの揺れを感じる場面があります。
だからこそ、機械的に正確というより、
「言葉が音楽の中で生きている」
ように感じられるのでしょう。
上手い人ほど「全部を歌いすぎない」
玉置浩二さんの歌唱から学べることの一つが、余白の使い方です。
例えば一つのフレーズを歌い終えたあと、
すぐ次の言葉へ向かうのではなく、ほんの少し空間が生まれる。
そのわずかな時間によって、直前の言葉の余韻が残ります。
会話でも同じですよね。
大切なことを伝えるとき、すべての言葉を同じ速度で話すより、
「ここは少しゆっくり話そう」
「この言葉のあとだけ少し黙ろう」
と変化をつけた方が、相手の印象に残ることがあります。
歌も同じです。
音が鳴っている瞬間だけが表現ではありません。
歌わない瞬間まで含めて音楽になっている。
これが、玉置浩二さんの歌を聴いていると感じられる魅力の一つです。
ビブラートがすごい。でも「ずっと揺らしている」わけではない
玉置浩二さんの歌唱について語るとき、ビブラートも外せません。
長く伸ばした音が自然に揺れ、そのまま余韻へつながっていく。
「こんなビブラートを出してみたい!」と思ったことがある方もいるかもしれません。
ただし、注目したいのはビブラートそのものだけではありません。
例えば、一つのロングトーンでも最初から同じように揺らすのではなく
まっすぐ伸ばしてから変化をつけると、聴こえ方が大きく変わります。
つまり、
ビブラートは「できるかどうか」だけでなく、「どこで使うか」も大切。
これは他の歌唱テクニックにも共通します。
しゃくりやフォールなども、たくさん入れれば歌が上手くなるわけではありません。
曲や歌詞に合わせて必要な場所で使うからこそ、表現になるのです。
「ワインレッドの心」で分かる“大人っぽい歌”の正体
「ワインレッドの心」を歌ってみると
意外と難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
音程だけを追って歌うことはできても、原曲のような雰囲気にならない。
その理由の一つとして考えられるのが、言葉の処理です。
一文字一文字をはっきり発音しすぎると、歌が少し幼く聴こえることがあります。
反対に、母音や子音のつながりを意識して言葉を滑らかにすると、
同じメロディーでも印象が変わります。
さらに、すべての言葉を均等に強調するのではなく、
「この言葉は残したい」
「ここは流れるように歌いたい」
と差をつけることで、歌詞に立体感が生まれます。
声そのものを無理に低くしたり太くしたりしなくても
言葉の扱い方によって“大人っぽさ”は作れるのです。
「感情を込める」とは、顔を作ることではない
歌のレッスンで難しいテーマの一つが、
「もっと感情を込めて歌ってみよう」
という言葉です。
言われた側からすると、「具体的に何をすればいいの?」となりますよね。
感情を込めようとして、顔を険しくしたり
身体を大きく動かしたりする必要はありません。
歌では、声の強さを少し落とす、語尾を短くする、息を含ませる、
言葉の前にわずかな間を作る……といった小さな変化でも印象は大きく変わります。
玉置浩二さんの歌が感情的に聴こえるのも、
単に「気持ちを込めているから」だけではなく
感情が声の変化として表れているからではないでしょうか。
ここは、歌を練習するときにもぜひ意識したいところです。
ライブでは「上手さ」より“その日の歌”を聴いてみたい
今回のフェスティバルホール公演へ行く方には、
ぜひ生歌ならではの変化にも注目してみてほしいです🌟
音源なら、何度再生しても基本的には同じ歌を聴けます。
ライブは違います。
同じ曲でも、その日の声や会場の響き、バンドとの呼吸、
観客の空気によって表現が変化します。
特に玉置浩二さんのように、
声の強弱や間、フレージングそのものを表現として使うボーカリストの場合
その違いもライブの魅力でしょう。
「音源通りに歌っているか?」ではなく、
「今日はこの一曲をどう歌うんだろう?」
という視点で聴いてみる。
普段とはまた違ったライブの楽しみ方ができるかもしれません。
「玉置浩二 with 故郷楽団 Concert Tour 2026 ファンファーレ!!」大阪公演情報
大阪公演はフェスティバルホールで2日間開催されます。
公式情報では、両日とも17:00開場・18:00開演です。
2026年9月15日(火)
開場 17:00/開演 18:00
2026年9月16日(水)
開場 17:00/開演 18:00
会場:フェスティバルホール(大阪)
料金:全席指定 13,000円
なお、キョードー大阪の公演情報では、
9月15日・16日ともにSOLD OUTと案内されています。
まとめ|玉置浩二の歌から学びたいのは「声の使い分け」
玉置浩二さんの歌唱を聴いていると
「歌が上手い=高音が出る」「声量がある」
という単純なものではないことがよく分かります。
静かに歌う瞬間があるから、強い声が際立つ。
まっすぐ伸ばす音があるから、ビブラートが印象に残る。
そして、音を出していない「間」があるからこそ、言葉の余韻が生まれる。
声・息・言葉・リズム・間。
こうした要素をどう組み合わせるかによって、同じ曲でも伝わり方は大きく変わります。
「音程は取れるようになったけど、歌が平坦に聴こえる」
「もっと感情が伝わる歌い方をしたい」
「自分の声に合った表現方法を見つけたい」
そんな方は、歌唱力を単純に「声の高さ」だけで考えず、
声の使い方そのものに注目してみるのがおすすめです。
NAYUTAS堺東校では、マンツーマンのボイストレーニングを行っています。
好きなアーティストや歌いたい楽曲に合わせながら、発声だけでなく、強弱・息の使い方・フレージング・表現まで一人ひとりに合わせて練習できます。
玉置浩二さんのライブを見て「こんなふうに歌えたら……」と思った方も、その憧れを歌を始めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
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