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MYERA『Wantcha Bad』歌詞考察|理性が壊れる瞬間。”恋は始まる前が一番危険”なのかもしれない

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こんにちは!ナユタス堺東校です🎵

今回は、MYERAの『Wantcha Bad』を考察していきます。

この楽曲は、恋に落ちる瞬間の
“理性では止められない衝動” を描いたポップチューンです。

「本気じゃない」と自分に言い聞かせながらも、
相手と目が合った瞬間に心が奪われてしまう。

そんな恋の始まりに誰もが経験するような高揚感や戸惑いを、
スピード感あふれるサウンドと遊び心のある歌詞で表現しています。

タイトルの「Wantcha Bad」は、
「I want you bad(あなたがどうしても欲しい)」
を省略したスラング的な表現で、
「どうしようもないくらい君に惹かれている」
という強い感情が込められているのでしょう。

恋は突然、理性より先に始まる

冒頭では、

   カフェイン / 体温 / 無重力 / 本能

という、一見つながりのない言葉が並びます。

しかし、それぞれを読み解くと、

  • カフェイン=覚醒
  • 体温=恋による熱
  • 無重力=ふわふわした感覚
  • 本能=理性では止められない衝動

と、恋に落ちた瞬間の身体の変化を表しているようにも感じられます。

そして、

   ちょっとした衝動 本気じゃないよ

と続きます。

ここではまだ、「これは恋じゃない」と自分に言い聞かせています。

しかし、その言葉とは裏腹に
心はすでに大きく揺れ始めていることが伝わってきます。

「キャラ迷子」は恋をした自分

印象的なのが、

   キャラ迷子の初期設定OK<3

というフレーズです。

恋をすると、普段の自分らしく振る舞えなくなったり、
何を話せばいいか分からなくなったりします。

「キャラ迷子」とは、
恋をしたことで、自分自身まで見失ってしまう状態なのでしょう。

それでも、
「そんな自分でもいい」
と肯定しているところに
この曲のポジティブさがあります。

「理性が飛んじゃった音」

サビでは、

   理性が飛んじゃった音がしたね

というユニークな表現が登場します。

実際に音がするわけではありません。

しかし、

「好きかもしれない」

と気づいた瞬間、
頭の中で何かが切り替わる感覚は
多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

恋は、ゆっくり始まることもありますが
時には一瞬で世界が変わるような感覚をもたらします。

その瞬間を「音」として表現しているのが、とても印象的です💡

「目と目が合う」だけで逃げられない理由

続く、

   なんで?
   目と目が合ったら
   どうして?
   もう逃げられない

という歌詞。

恋愛では、目が合うだけで意識してしまうことがあります。

心理学でも、アイコンタクトは
相手への親近感や感情の高まりに関係するとされています。

もちろん、目が合っただけで恋に落ちるとは限りません。

しかし、この曲では「目が合う」という小さな出来事が
主人公にとって恋が始まる決定的な瞬間として描かれています。

「共犯前提」が意味するもの

2番では、

   本編はまだ始まってもない
   物語は共犯前提がいい

という少し大胆なフレーズが登場します。

ここでいう「共犯」とは、犯罪を意味しているわけではなく、

「一緒に恋へ飛び込もう」

という比喩表現なのでしょう。

恋愛は、一人では成立しません。

二人が同じ気持ちになったとき、初めて物語は動き始めます。

だからこそ、「共犯前提」という言葉が使われているのだと思われます。

「伏線ばら撒いて」は恋の駆け引き

さらに、

   手当たり次第に
   伏線ばら撒いて

という歌詞も面白い表現です。

恋愛では、

偶然を装った連絡や
さりげないアピールなど、
相手に気づいてほしいサインを送ることがあります。

主人公も無意識のうちに
恋の”伏線”を張り巡らせているのかもしれません。

「結末未定」の恋だから面白い

続く、

   結末未定のエピローグでOK<3

という一節。

本来エピローグは物語の終わりです。

しかし、

「結末未定のエピローグ」

という矛盾した表現を使うことで、
恋には決まったシナリオなんてないことを表しているようです。

ハッピーエンドになるかどうかは分からない。

それでも恋を楽しもう。

そんな前向きな姿勢が感じられます。

「鼓動がシンクしたら」

終盤では、

   鼓動がシンクしたら
   二度と終わらない

と歌われます。

「鼓動」は心。

「シンク」は同期すること。

つまり、
二人の気持ちが重なった瞬間、
この恋はもう止められない。

恋愛の始まりを、とてもロマンチックに描いたフレーズと言えるでしょう。

「STYERA」の意味とは?

ラストでは、

   君もすでに STYERA
   無自覚で

という歌詞が登場します。

「STYERA」は、MYERAのファンネームとして使われている言葉です。

一方で、この曲の流れで考えると、

「恋に落ちた仲間」

あるいは、

「もう同じ気持ちになっている人」

という意味も重ねられているように感じられます。

主人公は、
相手も自分と同じように惹かれていることを信じたいのでしょう。

『Wantcha Bad』が伝えるもの

『Wantcha Bad』は、
恋愛の「付き合った後」ではなく
恋に落ちる、その一瞬を切り取った楽曲です。

理性では止められない感情。

高鳴る鼓動。

頭が真っ白になるほど相手を意識してしまう瞬間。

その危うさも含めて、恋は楽しい。

そんな恋愛のエネルギーが、この曲には詰め込まれています。

まとめ

MYERA『Wantcha Bad』は、恋に落ちる瞬間の高揚感と
「本気じゃない」と言い聞かせても止められない衝動を描いたポップソングです。

「理性が飛んじゃった音がしたね」という印象的なフレーズは
恋が始まる瞬間の心の変化を象徴しており、
軽快なメロディーとともに恋愛のドキドキを鮮やかに表現しています。

恋は、考えて始まるものではなく、気づけば始まっているもの。

『Wantcha Bad』は、そんな “抗えない恋の始まり” を、
思い切り楽しもうというメッセージを届けてくれる一曲ではないでしょうか。

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