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ボイストレーニング

猫背と反り腰では声の出し方が違う?姿勢から考える発声のコツ NAYUTAS水戸校(益子里菜)

みなさんこんにちは!

NAYUTAS(ナユタス)水戸校でボイストレーナー・ピアノ講師をしています

益子里菜です!

 

今日は、「姿勢」をテーマに書かせていただきたいと思います👌

 

歌っているときに、

「声がこもってしまう」「高音になると苦しくなる」
「声に力が入りやすい」「息がうまく続かない」

と感じることはありませんか?🤔

もちろん、声の出しにくさにはさまざまな原因がありますが、

意外と見落とされやすいのが「姿勢」です。

今回は、代表的な姿勢のクセである「猫背」と「反り腰」に注目して、

発声との関係について考えてみましょう!

 

まずは、それぞれの特徴を簡単に確認してみましょう。

 

猫背

猫背は、背中が丸まり、肩や頭が前に出やすくなる姿勢です。

スマートフォンやパソコンを見る時間が長い方などにも起こりやすい姿勢ですね。

背中が丸まることで胸郭(肋骨周辺)が動きにくくなり、

呼吸が浅く感じられることがあります。

歌では、十分に息を吸いにくくなったり、

息を声に変える際に上半身へ余計な力が入りやすくなったりする可能性があります。

 

反り腰

一方、反り腰は腰が大きく反り、骨盤が前に傾きやすくなる姿勢です。

「姿勢を良くしよう!」と意識するあまり、

お腹を前に突き出して胸を張りすぎることで、反り腰になるケースもあります。

一見すると「背筋が伸びていて良い姿勢」に見えることもありますが、

背筋を伸ばすことと、腰を反らせることは別物です。

反り腰になると、身体の前後のバランスが崩れ、

呼吸や発声のために必要な身体の動きが制限される場合があります。

 

猫背の方が声を出すときに意識したいのは、

身体を無理に反らせることではありません。

猫背を直そうとして、

「胸を張る!」「肩を後ろに引く!」「背筋をピンと伸ばす!」と頑張りすぎると、

今度は身体がガチガチになってしまうことがあります。

 

発声では、姿勢を良くしようとするあまり身体を固めてしまうことも、

声の出しやすさを妨げる原因になります。

そこで、猫背の方は「胸を張る」よりも

「背中や脇のあたりまで呼吸で広がる」ようなイメージを持ってみましょう。

例えば息を吸うときに、「お腹だけを前に出す」のではなく、

「脇腹や背中側にも空気が入るような感覚」を探してみます。

そして声を出すときも、前だけに声を押し出すのではなく、

身体の内側から自然に声が響いていく感覚を探してみましょう。

猫背の方にとって大切なのは、

「姿勢を矯正してから声を出す」のではなく、身体を無理なく広げながら発声することです!🤔

 

反り腰の方は、猫背とは逆に、

「もっとお腹に力を入れなきゃ」「胸を張って歌おう」「身体を大きく使おう」

と意識することで、腰をさらに反ってしまうことがあります。

特に「腹式呼吸」を意識して、お腹を前に出そうとしすぎるのは注意したいポイントです。

発声における「支え」は、腰を反らせたり、お腹を強く固めたりすることではありません。

反り腰の方は、

お腹を前に突き出すよりも、骨盤をニュートラルな位置に戻し、

身体の前後・左右にバランスよく呼吸が広がる感覚を探してみましょう。

「お腹をへこませなきゃ!」と考える必要もありません。

大切なのは、腰を反らせず、身体の中心に自然に力が集まっている状態です!☺️

 

ここで一つ、とても大切なことがあります。

歌うときの良い姿勢とは、ピシッと直立不動になることではありません。

歌では呼吸に合わせて肋骨やお腹、背中などが動きます。

そのため、

「絶対に背中を曲げない!」「胸を張ったまま動かない!」「お腹にずっと力を入れておく!」

というように身体を固定してしまう必要はありません。

むしろ、身体が必要に応じて動けることが重要です。

姿勢を整えるときは、「背筋を伸ばす」より「身体を積み上げる」

ようなイメージがおすすめです。

足の裏で床を感じ、膝を固めず、骨盤を自然な位置に置き、

その上に背骨、首、頭が乗っている。

そして、肩や喉には余計な力を入れない。この状態から声を出してみましょう。

 

以上、今回は「姿勢」についてお話してまいりました!

猫背だから悪い、反り腰だから悪い、という単純な話ではありません。

大切なのは、自分の身体のクセによって、

呼吸や発声にどんな影響が出ているのかを知ることです。

 

声は喉だけで作るものではありません。

呼吸、舌、顎、首、肩、背中、骨盤など、

身体全体の連動によって声の出しやすさは変わっていきます。

「高音が苦しい」「声がこもる」「声量が出ない」と感じている方は、発声練習だけでなく、

一度自分の姿勢にも目を向けてみてください。

もしかすると、声そのものではなく、

声を出すための身体の使い方にヒントが隠れているかもしれません。

自分の身体のクセを知り、無理なく動ける姿勢から、

より自由な発声を目指していきましょう👍

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

また次の投稿でお会いしましょう!

NAYUTAS水戸校の益子里菜(ましこ りな)でした!